こんにちは、2歳半の息子を本気で育てている30代主夫です
子育てをする主夫ということで、言うなれば毎日毎日男の子という生き物を育てているわけですが、
そんな中この度新しく海の生き物を育ててみることにしました
目次
育てる生き物の種類
育てる対象は
- イソガニ:3匹
- ハゼの仲間:4匹
- ヤドカリ:2匹
- つぶ貝:3匹
大きくてもハゼの4cmくらいで、小さいものでヤドカリの2cmやつぶ貝が5mmくらいの極小のものもいます
きっかけはこの夏に家族で海に行った時に虫かごと虫取り網を持って行ってたまたま採れてしまったことが始まりです
実は始め私は家で魚や虫を飼うのはあまり賛成していませんでした
というのも昔よく家で虫や魚を飼っては辞め、飼っては辞めを繰り返していて、その際の水槽の掃除なんかにも嫌な思い出しかなく、そのトラウマから勝手に拒否反応が出ていました
ただ、ふと考えてみたところ、その時の水槽はかなり大きめのもので、
自分も子供だったため掃除が億劫に感じていたのではないかという点と
子供に生き物の生態を知ってもらいたいと思ったという点
この2点を考えた時にまずはやってみようかという気持ちになり飼うことにしました
親が楽しんで見て感想を言い合うこと
虫や魚など、何か生き物を飼う時に大事ではないかと思うことの一つに、親が飼うことを楽しむということが一つに挙げられます
やはりまずは親が背中を見せてあげることが子供を育てる上での一番の方法だろうという考えから、まずは自分達が楽しんで、それについて会話をするということ
名前をつけてあげてもいいでしょうし
エサを食べた・食べなかった
好きな隠れ家を作ってあげたりとか
積極的に何かアクションを起こして常に観察している姿勢を見せるということです
好きなエサの種類は何なのか、縄張り争いはしていないか、酸素は足りているかなど
それらをいちいち声に出して意識させることで自然と耳にそういった知識が入り込むようにします
実際の生き物がどう生きているのか、動いているのか、生態系を教えてあげる補足情報として一つ一つを声に出してから行動します
子供って聞いていないようで実はいろんなことを聞いて吸収していたりするもんですからね。
水槽はいつでも見える場所に
思わぬ発見はふとした瞬間に訪れます
それはいつなのかは予測がつきませんが、常に見える場所にあれば、小さな変化も見逃さずに観察することができます
我が家はテレビはあるものの、見る時以外はテレビにカバーを被せているため、テレビ台の前に設置することにしました
常に目に入りやすい位置にあることで、ふとした瞬間を見ることがしやすくなりますし、同時にそれについての話もしやすくなります
重要度も必然的に上がるので、忘れてしまう事もなくなります
一番最初はダイニングテーブルの上に置いていましたが、エアポンプの設置の兼ね合いで断念せざるを得ませんでしたが、できることならそのくらい視界に入りやすいところが良かったくらいです
昔自分もそうだったのですが、最初は興味があったものの、あとあと忘れ去られてしまって結局親の仕事の一部みたいになってしまっている…
なんてことがないように継続的に観察することを意識づけたいと思います
飼育を日常に組み込む
エサを与えたり、水槽内のゴミを処理したり、海水を変えたり…
こういった事は日常的にやらなければならない事ですが、子供の生活の中にも積極的に取り組んでいき、それが当たり前のようになるまでまずは続けることが一つの節目かと思います
例えば、
朝ご飯を食べ終わったら魚にもエサを与える
3日に一回、歩いて海辺に行って海水を取ってくる
など
定期的にやるべき事を日常のルーティンとして一緒にやるようにします
親が何も言わずせっせとやってしまわずに、毎日のお決まり事としてしまえば生き物を飼うという事を身をもって教えることができます
もちろん、そんなに一筋縄にはいかない時もあります
ですので、決して無理強いはせずに楽しんでやるように誘導する
この姿勢をもって飼育するようにします
そのためには根気強い努力が必要ではありますが、
自然の生物を飼うとはそのくらいの重みや生かす責任があることを知らなければならないと思っていますので、生き物の大切さや育てる大変さもその中でなんとなくでも感じてもらえるようにできるいい機会でもあると前向きにとらえています
全て勉強になるように
先程も言ったように世話の無理強いはいけません
あくまでも楽しんで一緒にやる姿勢が一番大事なのと、魚が死んでしまったとしてもそれも全て勉強になるので、死んだ魚の処理もできれば一緒にやること。
魚の種類は何という魚なのか図鑑で調べたり
水槽からにおいがするなら何故そのにおいがするのか調べたり、交尾の様子や、産卵の様子、
死んでしまったらなんで死んでしまったのか子供に聞いてみながら原因を探ったりとか、
声に出して驚いたり感情を出して喜んだりする事で記憶に残るように促します
人は感情が高まった時により記憶に結びつきやすくなるということはよく知られていることです(参考文献:記憶力)
親が面倒くさそうな態度をとったり、イヤイヤやっている感を出してしまうとその雰囲気を子供がしっかり見ていて模範にします
特にこちらには詳しく書かれていますが、2歳児〜3歳児までの間は目で見たものをどのままインプットする能力が長けているそうなので、何もわからないだろうとないがしろにせず、敢えて見せるような行動をした方が良いのです
飼育するということだけではなく、そういった親の態度も勉強となるように意識する必要もありそうです