「夏になったらむぎ茶」というのは僕たちが生まれた時からいつの間にか当たり前のような話ですよね。
いつからどこからこんな話になっているのかよくわからずにここまできました。
ここまできてしまったのですが、今更ながらなんで夏は麦茶なのかを調べたらどうやら『ピリジン』という成分が関係しているようなので、ちょっとだけ調べてみたいと思います。
目次
ピリジンの効果・効能
ピリジンは血液をサラサラにしてくれる効果があります。
血液がサラサラになると血が体内を回りやすくなるので、夏特有の水分不足による夏バテの予防に効果的です。
この成分は血の巡りをよくするため脳梗塞の予防にもなります。
さらに麦茶は夏場で上がった体温を下げる効果もあります。(何の成分かはわかりません)
そのほかには利尿作用によりむくみ改善・膀胱炎の改善などにも効果的だそうです。
本来茶葉にはカフェインが含まれているものなのですが、麦茶にはカフェインが含まれていません。
ピリジンの用途
ピリジンは血液をサラサラにするという使い道以外にも
- 農薬(除草剤)
- 溶媒
- ゴムや染料の製造時の溶剤
- 綿のネットワーク容量を強化する
- 食品に少量添加して苦い風味を与える
などの用途があるそうです。
農薬?と一瞬思いますが、ピリジンは麦茶などの自然の飲み物・食べ物から抽出されてそのまま摂取するのであれば有害になることはないでしょう
あくまでこれらはピリジンという化学物質をさらに化学加工しての用途ですのでその点で人体への影響を心配する必要はなさそうです。
ピリジンの構造式
ピリジンの構造式は以下のようになります。
引用:note
果たしてこの情報が必要な方がどれくらいいるかわかりませんが、なんとなく知っていたら頭良さそうな感じだったので載せておきます。
あとがき
ピリジンなんてこの麦茶を通して初めて知りましたし、今まで何十年と知らずに摂取していたなんていかに自分が無知だったかを思い知らされます。
夏は麦茶!というのはまさに大正解であって、夏に限らず一年中水代わりに飲んでもいいくらいのありがたい飲み物だったんですね。
カフェインもポリフェモールも入っていませんので、子供にも安心して飲ませられますし、よくよく味わって飲むとほんっとに美味しいんですよね。
ちなみに赤ちゃんが麦茶を飲めるようになるには離乳食の始まる6ヶ月頃という話がありますが、離乳食を遅く始める方や赤ちゃんの影響が心配な方は12ヶ月くらいから与えるようにするといいでしょう。
自分の無知さを痛感しながら今日も麦茶を嗜んでいます。