1・2・3歳児の親が子供に必ず投資すべきである3つのこと

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この世に生まれてきた我が子に特別な思いを抱くのは誰しも同じこと

 

まだ1歳・2歳の子供も当たり前ですが10年経てば10歳になり、20年経てば成人となり親元を離れるわけです

 

1年が365日なので、2年で730日、10年で3650日、この時には人間としてかなりの部分は完成しており、20年である7300日後にはほぼ親が育てる必要がなくなると思うと、子育てがとても有限であることに気づきます

 

皆さんはこれをどう思うでしょうか?

 

そして、3年である約1000日後には自分の将来を予測する事は出来ますか?

 

この日々の積み重ねによってその後に大きな差が出る事は言うまでも無く、それによって天と地ほどの差がついてしまいます

 

となればその1000日、3650日の習慣を変え、何かに投資をする事で子供の将来を変えることが出来ます

 

そこで今回は数々の育児本を読み漁り、実際に本気で専業するために会社を辞め子育て中の主夫の私が考える『親が我が子に投資すべき3つのこと』を紹介します

 

目次

投資すべきこと1つ目・食事管理

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まずははじめに兎にも角にも食事管理は大重要項目です

 

はい。

そりゃそうでしょって思うでしょう

「そんな事知ってるし、すでにもう考えてやってるし。」

と思う方もいらっしゃると思いますがそんな方でもぜひ一度目を通してみてください

ご存知のように食べ物は体・脳を作ります

 

言うなればパソコン・スマホでいう本体に当たる部分です

 

この作りが良いか悪いかで収容できるソフトの種類や処理速度など大きな違いがあります

子供のスペックは食べたもので決まると言っても過言ではありません

キチンとバランスが取れた食事であれば脳の伝達回路が発達し、沢山の情報が処理・記憶できます

 

脳の大きさではありません、中身です

 

体の大きさではありません、筋肉や骨・神経といった精密な作りであり、運動神経や感覚器官などといった細部に違いが現れます

ここではその子供のハード(本体)を作る上で必要な事を述べて行きたいと思います

 

産まれたての頃は母乳が吉

子供は大抵幼い頃、母親の母乳もしくはミルクで育ちます

 

どちらで育っても一人前の大人にはなります

もちろん私の周りにもミルクで育った人はいくらでもいますし、実際私の兄が幼少の頃はミルクで育ったと聞いています

ですが、その人一人一人の幼少期のエピソードを細かく聞いた人はなかなかいないのではないのでしょうか

 

かくゆう私も実際に一人一人に聞いたわけではありませんが数々の書物や記事などを読んで調べてみると、健康な母体から出る母乳を飲ませることがとても大事であるとされています

 

その理由の1つに免疫力への効果が挙げられます

 

母親のおっぱいからでる母乳には意図せずともその子に適した栄養や免疫力を高める、ミクロレベルでの効果がある成分がたくさん入っています

 

これはいわばその子にとってのオリジナルのスペシャルドリンクとも言える最高のご飯です

 

もちろん、栄養価だけで言ったら市販のミルクも相応の成分が含まれており、そのお陰で栄養的に何の問題もなく育っていけるのですが

ミルクと違って母乳のそれには母親の細胞から生み出される遺伝子物質が含まれており、それが赤ちゃんの基礎免疫力を根底から高めてくれます

ですので、基礎的な免疫力が底上げされ風邪や皮膚病などかかりにくくなるとのこと。

これは経験した方ならわかるでしょうが、第一子の場合、産まれたばかりの赤ちゃんが体の具合が悪く泣き叫んでいると、一体どうしたものかと本当に心配で気を使いますよね?

そして心配のあまりすぐさま病院へ行き、なんらかの治療を受ける…又は薬を貰う…

この治療や薬には本来人体には不必要なものが入っている可能性が高く、調整されているとはいえまだ小さな赤ちゃんには負担が大きいものです

それにそもそも基礎免疫力が高ければこういった余計な処置は無かったはずですから、そういった観点からいっても母乳にはミルクよりも期待できる部分が隠されていることが言えます

 

肌と肌が直接触れ合い、母体にも良い

母乳を飲む行為そのものが母親のホルモンにも良い影響を与える事が研究で解っています

 

赤ちゃんの吸う刺激や肌が触れ合っている感覚など、母性本能をくすぐり、母親がより母親らしくなる事で子供にとっても良い影響が与えられます

犬やライオンなどの動物でも、子を産んだ母親の行動は通常時と全く異なっており、本能的にも自然と変わるという事が言えます

 

さらに、授乳中に母親の心臓音・心拍音を聞いていると言った話もあり、安心感のある静かな場所で落ち着いた母親の心拍音を自然と耳にする事で、赤ちゃんが安心感を感じ、食欲が増す上、「母親が落ち着いている=周りに敵など危険が無い」といった守られている感覚を覚える事で、落ち着いて飲む事に集中できるという訳です

 

ここまでの作用はミルクにはなかなか求められません

 

ですから出来るものなら、健康的な食事を摂っている母親の母乳(母乳は当然食べた食べ物から作られます)を直接飲む事が乳児期にはオススメをします

 

離乳食はゆっくり時間をかけて

だんだんと子供が育ってくると、何にもできなかった子が動き始め、喃語を話し、立ち始め、喋り始め、トイレが出来て…と徐々に人間っぽくなってきます

 

そうすると大人たちはこれも大丈夫だろう、あれも大丈夫だろうと、勝手な価値観の元、大人と同じことを押し付け始めます

もちろん、当人達は押し付けている感覚はないかもしれませんが、こと食事に関してはこちらの記事にも書いたように、思っているよりも遅く離乳食を終わらせるべきであろうと思います

 

その理由に歯の発達があります

 

まだ子供の歯というのは乳歯である上に臼歯が生えそろっていない状態。

そこに、食べれるだろうと勝手な考えで成長に合っていないものをあげたら?

味が美味しいと感じれば子供は咀嚼不十分でもなんとか飲み込んでしまうでしょう

ですが、咀嚼不十分な為、消化・吸収はきちんとされずウンチとなって出てきてしまいます

これではお腹は単に膨れた状態となり、思った以上に体に栄養価が行き届いておらず本末転倒です

 

ですから最低でも臼歯が生え揃う3歳頃までを目安に離乳食を続けることをお勧めします

 

糖分はIQを下げる

子供達というのは本当に甘いものが大好きです

 

これは糖分の中のショ糖、果糖、ブドウ糖などが脳の快楽を感じる部分を刺激するからで、まだその危険性を知らない子供は脳が感じる(つまりこの時は本能)の赴くままに欲しがるからです

別に子供が悪いわけではありません

糖質自体にそういった作用があるので仕方がないのです

 

てすが、その本能でしか動けない子供をうまくコントロールするのが親の役割であって、一緒になってあげてしまってはいけないのです

 

研究によると、小さい頃から清涼飲料水やジュース、飴やチョコレートなどを代表に糖質過多の子供はそうでない子供と比べてIQが低かったという結果が出ているそうです

これは先ほども言ったように親の責任です

「でも…今のこの世の中に生きてて絶対あげないなんて無理!」

とおっしゃる方もいるとは思います

ハッキリ申し上げますが、そんな事はありません。

それはやり方が間違ってるのであって、うまくやれてる家庭は飴やジュースやチョコレート、ケーキなど一切与えずに育てていらっしゃいます

そしてそういう方達は子供に、「食べちゃダメ!」と言って聞かせてるのではありません

 

もっと違う方法で「誘導」しているのです

 

ここが親の頭の使いどころで、それによって子供のIQが変わるところです

 

バカになる食べ物をバカみたいに与えるのか、親が賢く考えて与え賢い子を育てるのか

全ては親の食育にかかっています

 

子供の食べたいを間に受けない

ある程度育ってきて2歳頃を過ぎてからは段々自分が食べたいものというのがハッキリしてきてあれ食べたいこれ食べたいと喋ってきます

 

そこであなたならどのようにしますか?

または、どのようにしていましたか?

「ダメ!ご飯食べてからね」

「(本人が食べたいって言ってるからいいか…)じゃあ1つだけね〜」

「(ダメって言ったら泣いてわめくし、ご飯食べてくれないよりはマシか…)[結果あげる]」

などなど

それぞれの家庭、その時の状況、子供の状態などを見て判断している(いた)事でしょう

 

これに対しての答えは、基本的に「ノー」です

 

どういう事かというと、この時の子供が食べたいという食べ物は決まって甘いもの・いわゆる美味しいもの・冷たいものなどといった刺激が強いものがほとんどです

 

もちろん、そういうものでなければいう事はありませんが

バナナ・ジュース・アイスクリーム・ケーキ・パン・飴・お菓子など・・・あげればキリがありませんが子供の欲しがる対象が何となく想像はつくでしょう

これらは親心からすると、あまり沢山与えたくないと思うものばかりです

ですが子供は欲しがる…

 

この複雑な心境に立たされる事は親として辛い事ですが、与えるべきではありません

 

泣いてもわめいても、です

 

毅然とした態度で食べさせない

 

この姿勢が大事です

が、それくらいか、もしくはそれ以上に大事なことがあります

 

「親が食べない」という事です

 

あなたは食べちゃダメよと言いながら親が食べていたら元も子もありません

大人が食べているのに子供は食べちゃダメというのは子供には通じません

 

そもそも大人・子供という概念が無いからです

 

世間知らずな社員が上司の立場や役割を知らずに無作為に刃向かうように

子供は世間も何もルールがありませんので、脳が食べたいと感じるままに言葉として出してしまいます

それはある種の本能です

 

話は逸れますが、普段我々大人は食事を半無意識ながらも考えて食べていますよね

例えば

「(これ食べると体に良いんだよな…)」

とか

「(最近野菜食べてないからそろそろ食べよう)」

などといった具合です

これは今までの食に対する知識や経験など多くの情報から導き出された答えですが

子供にはそれが出来ません

まだ「頭で考えて食べる」ということが出来ない為、本能のままに言うのです

そのため、親が代わりに考えてあげるしかないわけです

 

では、食べて欲しいものを食べてくれず、食べたいものばかり食べる子供を矯正するためにどのようなことをすればいいのでしょうか?

 

それには以下のようなことが有効になります

  1. 親が食べない事
  2. そしてその食べ物を家にいる置いておかない事・買わない事
  3. 出来るだけその食材から子供を遠ざける事
  4. 何故なのかを根気強く説明する事

これらを心がけて、なぜ体に悪いのか、食べるべきではないのかを伝えましょう

 

そうすることによってまずは親の意識が変わり、食習慣が変わり、親も子供も健康的になるでしょうし、余計な出費が減り、一生懸命作ったご飯を食べてくれるようになります

 

そうしてキチンとした食事ができれば、冒頭のハード部分である体・脳がシッカリと作られ、のちに入れる知識が定着しやすい土台が作られます

食事の管理は一筋縄ではいきません。

今言ったことがやりすぎだと思われる方もおられるかもしれません

ですがそれほどまでに力を入れるべき項目でもあります

 

最低でも脳が大きく発達する3歳までは根気強く貫き通してもらいたいものです

 

投資すべきこと2つ目・本を読んであげること

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読書の時間は作ってあげたい大切な時間です

 

若干14歳にしてカナダの名門5大学に合格した大川翔くんや、9歳で大学生になった矢野祥くんなど、数々の天才の親たちは子供に読み聞かせを実施していた事はご存知の方も多いと思いますが

実際、本が読めるということは生涯を通じての財産になりますし、本を読んでいる=勉強ができるはあながちウソじゃないことが言われています

 

しかしここで注意ですが、子供の一人で本を読んでいる時間の事ではありません

親が子供と一緒になって読み聞かせてあげる時間が大切なのです

 

それについては別の記事でも書いていますが、本読みは親と一緒に過ごす楽しい時間という印象をつける事

それから読み聞かせる事で物語の起伏や登場人物の感情など、伝えてあげられることが沢山あります

 

そして、耳から声という音を入れてあげること

 

子供達は聞いて覚えます

聞いたことをオウムのように繰り返す事で失敗しながらも最終的には自分のものにするのです

一人で(本を)読んでいるなよしよし…と思っても実はそれは絵を見ているだけで、文字が頭に入っているわけではないのです

きちんと親が子供と一緒になって読んであげる事、それを続けることが言語習得においても非常に大事なのです

 

本の代わりにYouTubeは?

じゃあ、声も音も出てくるYouTubeとかの動画はどうなの?

 

といった声もありそうですが、間違いです

 

もちろん、全く効果はないわけではないでしょうが、YouTube動画にはいくつか危険性があることをお伝えします

 

1.画面を見ることで目や脳への負担

スマホの画面というのは相当量の電磁波が発生しています

 

YouTubeが面白いからとどんどんどんどん近づいてしまって、挙げ句の果てには手に持って見るとなると、電磁波が頭蓋骨を通過して脳へと到達します

ご存知のように子供の頭蓋骨は大人のものと比べると薄く、まだ未熟な状態です

さらに脳がこれから発達段階にある状態で浴びる電磁波と、完成しきった脳ではその影響力には差が現れます

 

ある研究によると、5歳児の脳は大人よりも10倍電磁波を吸収すると言われており、そしてその影響としてはニューロン(脳の神経細胞)が収縮して退化してしまうとのことです

 

つまり極端に言うと、動画を見せている最中に脳は小さくなっているということです

 

テレビも然りですが、スマホの画面は出来るだけ子供に近づけない方が良いでしょう

 

視力低下

言わずもがな、スマホなどの画面を見続けるなどの行為は視力低下を招きます

 

特に動画などは画面が瞬時に切り替わり、次々と画面が変わることから一度見ると瞬きを忘れるほどに見入ってしまいます

  • 手に持っての至近距離
  • 瞬きをしない
  • 遠くを見ない
  • 液晶の光の影響

どれをとっても視力低下にもってこいの条件です

視力は一旦下がってしまってからではなかなか取り戻せるものではありません

これから何十年と生きる人生の最初の何年かで視力を失ってしまっていいのでしょうか?

視力も親が子に残してあげられる事の一つだと思います

 

広告による悪影響

YouTubeを見ると必ずと言っていい程広告を目にします

 

動画の始まりや途中・終わりなどスキップはできるにしても本来必要のない広告を嫌でも見てしまう事での影響も考えられます

「そんな大した事ないでしょ」

と思われるかもしれませんが、大人の脳と子供の脳では判断力や影響力が違います

  • その広告はインプットするべきなのかそうではないのか
  • 何の為にその広告が流れているのか 
  • どんな意図があるのか

まだ子供には正確な判断力が備わっていません

ましてや0〜3歳までは(3歳からは徐々に低下する)見たものを写真のように記憶する能力が高い事から、広告の良し悪しに関わらずインプットしてしまいます

人は刺激に慣れる習性があります

過度な商品広告や過激な映像はできるだけ避けて間違いはないでしょう

 

中毒性

関連動画やオススメ動画など・・・一度見たら次の動画が見たくなるような仕掛けがされています

 

「これだけ見たら終わりっ!」

なんていうことが難しくなってしまうくらいYouTubeには一種の中毒性があります

大の大人でもハマってしまうくらいですので、子供なら尚更コントロールが効きません

YouTubeの動画を作る側からしたら関連動画をどんどん見てくれた方が嬉しいでしょうが、終わりなく見続ける環境は子育ての観点から言ってオススメできるものではありません

すっかりYouTubeなどの動画を見ることにハマってしまっている子供は本の刺激では物足りなく(つまらなく)感じてしまうようになり、集中力が続かない・面白く感じられない・字を読むと眠くなる…など、後々学校での授業で本を読む際の妨げになってしまうことも考えられます

おとなしく動画を見てくれている間、家事ははかどるかもしれませんが、今しかできない本当に大事なことを忘れないようにしましょう

 

やっぱり本がいい理由

本がいい理由には余計な広告がない事もそうですが、学校に行くようになった時にも渡される教科書に対して抵抗感が少なくなります

 

字を見るだけで眠くなる、長文が読めない、内容がなかなか頭に入ってこない…などの原因の一つは幼い頃から本に慣れていないことも挙げられます

逆に小さい頃から物語や図鑑などを手にしてきた子供は相対的に集中して読めることが言われています

親と一緒に楽しく読んだ経験があれば、『本=楽しいもの』という認識が付き、どんどん新しい本に出会いたくなるものです

小・中・高・大学と計20年余りの学生生活の中で本を読まないことなどありえません

むしろ生涯を通じてたくさんの本を読むことは人生を豊かにしてくれると言っても過言ではありません

 

さらに、本は自ら選んで読むもの

 

これがものすごく大切で

この能動的に自分で選択した行動で得る情報と、テレビや動画などの受動的に得た情報ではインプットに大きな差が出ます

 

やっぱり読書はすごかった。読書が脳に与える影響 | ビジネス読書会ブログ」にもあるように読書には

  • 大脳の活性化
  • アルツハイマー病の予防
  • ストレスの軽減効果
  • コミュニケーション力向上
  • 多角的な視野が身につく
  • 情報処理能力アップ

など

本の情報のみならず読書そのものにも多大な脳への効果があることがわかっています

こういったことからも、やはり少しでも子供に本を読んであげるべきと言えるでしょう

 

投資すべきこと3つ目・愛情を伝える時間

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日々の仕事や、家事、やることが目白押しで、それに加えて親もイチ人間ですから、「やらなきゃいけないこと」の上に「やりたいこと」もあり時間がいくらあっても足りません

 

それなのにも関わらずまだ1・2・3歳児なんかはお父さん・お母さんにベッタリで思うように家事も進まずいわゆる「困った存在」にもなり得ますよね…

 

ですがそんな時期にこそ愛情を伝える時間というのがとても大事になってきます

 

それはぎゅっと抱きしめてもいいですし、キスしてもいいでしょう。とにかく気持ちを伝える数秒間でも時間をしっかり作ってあげることが必要です

ですがそれは何か物を与えるような、褒美を与えて喜んでもらうようなことではありません

ちゃんと見ているよ、そばにいるよ、愛しているよといった、恋人にでも接するかのような暖かい気持ちで接してあげることが大事なのです

実はそのあたりに子供はかなり敏感です

ただ、その表現方法が「ママ!ママ!」と呼ぶだけの単純な繰り返しの方法だけな為(その他表現はあれど)世のお母さんたちは困ってしまい、その呼ばれること自体にウンザリしてしまうのであって

大好きなお母さん・お父さんに近くで見ていてもらいたい(もしくは一緒に何かしてほしいなど)愛が感じられるような行動を求めているのです

 

これに関しては「七田式子育て理論36年の法則 頭のいい子を育てる「語りかけ」と「右脳あそび」 (講談社+α新書)に詳しく書かれていますが、「8秒間の強い抱きしめ」をすることによって子供のその後の行動が大きく変わると著者の故:七田眞さんが言っています

 

忙しいスケジュールの合間合間にたった8秒間抱きしめてあげる時間だけでも作ってあげることは不可能でしょうか?

しっかりその辺りのメリハリをつけて育児と家事(もしくは仕事)を両立し、子供に愛をたっぷりと伝えてあげましょう

 

感情を声に出して伝える

先ほどの抱きしめや時間といったことに加えて、今思っている感情をなんでも口に出して伝えるようにしましょう

 

それは怒っているなら怒っているでも嬉しいなら嬉しいでもなんでも構いません

大人ですら他人の感情を全て把握することは難しいですよね?

ましてや子供にとってはどんな感情があるのか、相手がどんな感情になるのかといった情報もありません

これをしたらどんな気持ちになるのかということはいろんな経験や人との関わりの中での体験を経て学んでいくものです

親はこの最初のベースとなる感情を教えてあげるべきです

そのために捻くれた感情ではダメで、素直な・ストレートな感情できちんと伝えることがとても大事です

そして声に出し、表情で伝え、表現することによって親の鏡のように子供は感情を表現していきます

世の中にはいろんな家庭がありますが、笑わない家庭では笑わない子供が、喧嘩っぽい家庭では人とすぐに衝突してしまう子供が育ってしまうもの。

 

子供は親の鏡です

 

育っていく中で性格・人格は変わっていきますが、大元の人間性は親からのものが大半を占めます

愛情や感情といったものは数字ではなかなか表しづらく、表面立って見えにくいものではありますが、道徳教育の一環だと捉え、大げさにでもわかりやすく表現して伝えていくべきでしょう

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

子供に投資すべきことはたくさんのお金をかけることではありません

 

もちろんお金によって解決できることもあるでしょうが、大切なのは

根本である

  • 愛情を伝えること
  • 体や健康を考えること
  • 本を一緒に読む時間

といった内容でした

 

子供の将来のためにお金を貯金しておかなくてはならないと子供そっちのけで仕事漬けになっていませんか?

1日のスケジュールを立ててその通りに進めないとと目くじらを立てて家事に没頭していませんか?

 

子供の成長に待ったは無しです

 

「あの時にもっとこうしておけばよかった…」と後悔してもその時間は戻ってきません

 

逆に問いますが「あの時にもっと家事をしておけばよかった…」となるでしょうか?

「子育ては大変だ」と一言に言っても大変さの方向を間違えてはいけません

「同じように頑張った」はずなのに自分の子と天才と呼ばれる子供の将来がこんなにも結果が違うのはなぜなのでしょう?

それにはきちんとした理由があり、「そうなる」ように子育てしたからです

今一度子供への投資先を見直し、身のある子育てになるように我が子との充実した時間を過ごしましょう

 

最後に、私も好きで、文中で述べた大川翔くんのお母さんの好きな言葉を紹介いたします

 

「There is no time like the present」(「今」に勝る時は無し)

 

またか・・・とか、

いつまでこれが続くんだろう・・・

なんて思う子育て中の子供の行動にイライラ。

そんなことは誰しも経験があると思いますが、この言葉のように「こんなことはまさにこの時しかないのだ」と自分に言い聞かせ付き合ってあげましょう

 

きっとすぐに懐かしく思える日がきます、一緒に子育てを頑張りましょう

 

長々と最後までご覧いただきありがとうございました

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