目次
1歳児にハサミを持たせても大丈夫なの?
うちの息子は現在もうすぐ2歳になろうとしています
ですがすでにハサミが使えます
(紙を持つサポートは多少しますが)
今回は子供は何歳からハサミを持たせて大丈夫なのか、またハサミに触れさせるにはどんな事を意識しなくてはいけないのかを見ていきたいと思います
ハサミは何歳から使えるようになるもの?
一般的な年齢
一般的には3〜4歳頃に保育園・幼稚園で徐々にハサミの練習をするようです
母子手帳には4歳でハサミが使えるか?の欄がある事から
4歳くらいまでには使えるようにするのが一般的のようですね
天才と言われる子の場合
ですが、天才と言われる子・その家庭で1つ見つけたのが、
2歳半を過ぎたあたりでハサミが使えないことに気づき焦った
と14歳でカナダの名門5大学に合格したギフテッドと呼ばれる天才少年「大川翔くん」のお母さんは著書の9歳までに地頭を鍛える! 37の秘訣で述べています
ただし大川翔くんのお母さんである大川栄美子さんは大変熱心で頭脳明晰な方のようでして、すぐにリサーチし、考え、やらせるように努力したこととの事から最低でも3歳ころまでには使えるようにはなっていたのではないかと想定できます
1歳児にハサミは危なくない?
とは言え流石に1歳児にハサミをもたせるのはやはり危険ではないのでしょうか?
これは僕もたしかにそう思います
ですが、まだ1歳に入ったばかりだと好奇心自体はあっても、触りたいという強い要求が表現できません
ハサミを見てもジーっと見つめたり、手をのばそうとはしますが(もしくは無関心)当然ながら言葉を発することもままならないですし、騒いだりすることも少ないでしょう
ですのでこの頃は無理に渡さなくてもいいと思います
ですが2歳に近づいてくるに連れどんどん言葉も発せるようになり、見たい・触りたい・やってみたいなどの表現が顕著に現れます
こうなってくると流石に親の持っているハサミに対してどう解決・落とし前をつけるかは家庭の方針によると思います
うちでは1歳半前頃に一度ハサミを渡してみました
好奇心を削ぎたくなかったのと、興味が湧いたその瞬間が何よりも一番吸収する瞬間だという信念からやらせました
当然ながら内心はヒヤヒヤしながらでしたが、息子の傍にピッタリとくっついてだったので、もし何かありそうなときは即没収の構えで見ていました
ですが、意外にもそれほど危険なことは無く、すぐに関心は別のモノに移りました
実はまだ手が小さく力が無いため自分で開いたりはできなかったのです
ですが、流石にこのまま大人用のハサミではなかなか怖い部分があり、すぐに子供用の安全なハサミは無いものかと探すことにしました
おすすめのハサミ
子供用のハサミはいくつか種類があるようでしたが、その殆どが刃渡りが短いモノで先が丸くなっているというものです
ですが肝心の刃の部分は金属?鉄?でできており切れ味は大人のそれと変わらないようでした
これだと安全とはいえ1・2歳児にはまだ危険です
ですので全部がプラスチックで出来ているハサミがこの時期は安全でとても良いのではないかと思います
探したところうちはコチラのアンパンマンのハサミを買うことに
他にもAmazonでは同じようなものを数点見つけましたが、その時ちょうどアンパンマンと言う単語が言えるようになったこともあって、最初のきっかけにはちょうどいいのかも…と思いキャラクター系でいきました
親的にはキャラクターにハマってほしいわけでは無いのですが、ここはキャラの力を借りることにします
他にはこういったものもありました
値段はアンパンマンより少し安いくらい
もうほんとにこんな感じので全然十分ですよ
レビューも悪くないですしね
まずはハサミを思いっきり使ってもらうことが最優先だと思います
ハサミを使う上で意識する6つのこと
ところでハサミを使う上で必要なことというのはどんなことがあるのでしょうか?
幾つかその大事なポイントを上げたいと思います
楽しいと思わせる
まずは一番にこの感覚を身に着けさせることが大事です
とにかく楽しくないとこの先もハサミに触れる機会が減りますので、知らず知らずに苦手意識がついてしまいます
ただなんでもない紙を切るだけでも「楽しいね!!」なんていちいち声をかけながらワクワク気分で接してあげましょう
出来た!と感じさせる
基本的に人は自分が出来ないことは面白くないものです
特に子供のときなんかはすぐに出来ないとか、出来なくて苛立ったりするもの
一番最初はハードルを極端に下げて、ちょっとでも切れたら褒める!
もうほんとに5mm切れただけでも「できたね!」「やったね!」「すごいね!」
あとは切れたのをきっかけに親が紙を手で切り裂いて上げましょう
そうするとほんのちょっと切っただけでもいっぱい切れたかのようなそんな満足感を与えてあげられます
このように最初からザクザク切れることを期待せず、褒めまくる!このことで小さな成功体験を積ませてあげましょう
できなかった時の対応
とはいえ仮にできなかった時も想定しておくべきです
もし思うようにできなかったときは、無理にやらせることは避けましょう
さっさと違うことに移ってしまったほうが賢明です
無理に手を握って「こうやるんだよ。こう!」なんていってやらせたら特に男の子は余計したくなくなります
あくまでもやる気になるように誘導して、親は教えるのではなくサポートする程度にとどめておきましょう
1日1回など軽度に
少しできるようになってきたり、もっともっとやりたがる子もいるかもしれません
ですがおすすめは1日1回程度の軽度に行うことです
人間の記憶や物事の習得に関しての文献で、一日に沢山やるより少量を毎日やる方が効果があるとされています
その日に沢山やったから良いというわけではなく、毎日少しずつ行うことが上達の早道となります
子供の手の成長スピードを考えても早いうちからゆっくり進めた方が良いことは予想がつくでしょう
もっとやりたい気持ちや楽しかった記憶を頭に少し残しておくと次の練習も入りやすくなります
基本的に出来ないものだと思って
先程も少し述べましたが、それでも基本的には全く出来ないものだと思っておいたほうが良いでしょう
変に期待してしまうと親側のがっかり感がとてつもなく大きくなってしまうのでモチベーションが維持しづらくなってしまいます
それに当然ですが始める年齢が早ければ早いほど手や指の動きが発達しておらず、習得はより困難となります
焦らず、出来なくて当たり前の精神で望めば、出来た時の感動はひとしおです
矛盾しているようですが、期待を捨てつつ望みを託して取り組みましょう
危ないものと言う意識を植え付けない
やはり今回の本質はここにあると思います
ハサミを触ろうとする子供に対して「危ない!」などという事は一番避けるべきです
その時点で子供の脳裏には一瞬でも危ない、危険だという認識が真っ先に植え付けられます
もちろん、ハサミというのは凶器にもなりえるくらいに危ないものといえますが、使い方を守れば実に万能な良い道具です
ですので僕が言いたいのは、危ないもの!という認識を先に立たせるのではなく、使い方を守って楽しく使おうねというポジティブなイメージを与えてあげることがまず一番なのではないでしょうかということです
楽しく、自由に想像力を働かせて、思いのままにハサミで創作・工作する
その根底の部分には危ない認識を先に持ってこない方が大事でしょう
まとめ:ハサミはできるだけ早く持たせよう
以上の事を踏まえて
1歳半頃から親の監視のもとプラスチック製のハサミではじめる
が良いのではないでしょうか
流石に事件になってしまっても困ります
いきなり大人用のハサミでは危ない部分もたしかにありますし、何より子供の手に合っていません
かと言って3歳・4歳まで待っていたら、せっかくの興味を持った機会を取り逃してしまいますし、その段階からはじめたのでは周りに遅れをとってしまいます
僕の子育てに対するポリシーの一つに、成長を早くするというものがありますので、世の中の適齢期に合わせていられません
その場その場で子供が出くわした機会を最大限に活かす!
たかがハサミ一つですが、こういった小さなことからの積み重ねで大きな差が生まれるはずですので、各々まだ早いと思わずに子供の成長を信じて取り組んでみては如何でしょう
最後までご覧いただきありがとうございました