オーストラリアでドローンによる世界初の人命救助が行われたそうです
元ネタはこちらの記事
ドローンというのはご存知のように4〜8枚などの複数枚のプロペラがついた飛行機器
形は横長というか平べったい形をしているものがほとんどで、ラジコン飛行機よりも安定性があり操縦も比較的簡単で今後、様々な場面で活躍を見せるだろうと期待が寄せられています
現にAmazonではドローンによる郵便配達システムも考案・試作中であるし、農業ではドローンによる無人の水撒きや監視・管理といった使い方や、今回のように人命救助に役立つと言われていますね
僕たちの未来の一端になりそうな機械なのだけれども
果たして今回の人命救助、どのくらい良い活躍をしてくれたのか?どんな意味をもたらすのか?
ちょっと覗いてみましょう
まずは事件のあった場所から見てみます
今回海で2名が溺れたとのことで、場所はオーストラリア東部にあるニューサウスウェールズ州レノックスヘッドというところだったそうです
てかこのニューサウスウェールズ州レノックスヘッドってどこよ?!
オーストラリア東部ってのは何となく頭に入るんだけど、この地名だけ聞くと全くどんなところかイメージが浮かんでこない…
みんな知ってるの!?知らないよな!
って事でまずは地図と画像、どんなところなのかざっくりとみてみます
レノックスヘッドの場所
レノックスヘッドはこんなところ(画像)
レノックスヘッドの特徴
ニューサウスウェールズ州レノックスヘッドは、ゴールドコーストから高速道路を使い南に60分行ったローカルが静かに暮らす小さな町で、ショップの数も少なくて閉まるのも早い
引用 : サーフィンブログ Sprit Kooks
とあるように都市部からはやや離れており人口はそんなに多くない地域
ここで、海難救助が行われたとの事です
報道によるとドローンは約70秒で遭難者のところまで行き救命道具を下ろしたと言われていますが
これはつまりそんな人里離れたようなところにも救助用ドローンが設置されていたという事
そして現在ドローンを飛ばすためには国や地域の許可無しには飛ばすことができないため、オーストラリアの今回の場所ではそれが可能になっているという事
これは日本は遅れをとっている?
それに今回の無人救助が(実際にはドローンを操縦する人がいる)可能になれば、いよいよ世界各地でも救助用ドローンを設置するところも増えてくるでしょう
となると、海での遭難事故に対してより迅速な対応ができるようになり、
- 海難者の事故死率が減る
- 救助隊員の救助時の事故死率が減る
- 救助隊員動員数が減る
というメリットの反面
デメリットは
- ドローンの設置費用がかかる
- ドローンのメンテナンスが必要
- ドローンの操縦者が必要
- 台風などの強風時に救助不可能(?)
- 各国・各自治体の飛行許可が必要
など
一見デメリットが多いように見えますが
人命がより多く救われることを考えると悪くない流れです
不慮の事故死が少なくなる
僕たちはより安全に海で遊ぶことができる
一方で救助隊員らは
その海での遭難に対しての隊員動員数を減らす事ができる
代わりにドローンの操縦を覚える必要がある
救助率向上により救助隊員の株があがる(?)
ドローンに関わる人は
- ドローン製作受注が高まる
- より高度な機器の開発が求められる
- より簡単な操縦機能を求められる
- ドローンの修理メンテナンス受注が高まる
などの事が言えます
総じてドローンは僕も悪くないと思うけど、音がうるさいのと、まだまだ安全性・悪天時にどうするか、空の交通ルールなどの課題があるのでやはり一般普及はもう少し先かなぁと
とは言っても技術の進歩はめまぐるしいのでそんなに遅くもないでしょうが。
とにかく、将来子供には救助隊員の道は考えるように促そうと思います
子供が大人になる20年後には救助隊員がほとんど必要無くなってるかもしれませんからね
メモしておこう
将来無くなりそうな職種メモ:
1. 救助隊員
では今日はこの辺で。
ご覧いただきありがとうございました