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実際にあった一例
先日こんなことがありました
嫁の母(以下:義母)と息子(以下:米太郎)と僕の3人で外へ出かけた時の事
冬のこの時期ですので外は当然肌寒く、暖かい服装で外へ出かけました
米太郎のジャンパーはフード付きで、外に出るときは常時そのフードを被せていたのですが
その日は米太郎の大好きなクルマが目の前をブンブン走っており、
それを見たいがために、米太郎自らそのフードを脱ぎました
すると義母が
「(フードを)被らなきゃダメでしょ!」
「被らないと風邪ひくよ!」
「風邪ひいたらもっとおっきい注射打つ事になるんだからね!!被りなさい!」
と言い、嫌がる息子に半ば無理やりフードを被せ目的地まで行きました
そしてその目的地へ着く間も嫌がる息子にフードを無理やり被せては脱ぎ、被せては脱ぎとその一連の流れは続きました
やっていることはヤクザと同じ
と、こういった事は実に良くある事だと思います
おそらく多くの家庭でこのように聞かない子供に対して言い聞かせている事と思います
ですがこれは立派な脅しです
例えばこの会話を大人の世界に落とし込んで見ましょう
もしこれが大人の世界なら
ヤクザが
「コラァ!金払え!」
「金払わねぇと痛い目見んぞ!」
「テメェ次はこんなんじゃすまねぇぞ!!金払え!」
って言ってるのと同じです
つまり
被りなさい!→強要
被らないと風邪引くよ!→警告
風邪引いたら注射だ…!→脅し
という風になり、やっていることとしては実に酷い、手荒なことをしています
意識が足りない
息子に、孫に、そんな事しますか!?
程度の違いであって、子供にとったらそれはものすごく恐怖です
2歳にもならない子供にヤクザと同じ脅ししちゃダメだと思うんです
脅しによる言い聞かせはポジティブなのか、ネガティブなのか…
こんなこと世の親たちは普通にしてますからね
あまりにも自覚が足りない
認識が甘い
もちろん子供は怖いから泣きますし
注射を打ちたくないから言う方を聞きます
そしてその帽子をかぶったという結果だけを見て
「はい、良い子だねー!」
ってどれだけ発言に対して無意識な事か。
風邪引かせたくないという気持ちはわかるんですよ
でもそのやり方が良くない
どう対応すべき?
そこは脅す前にまずはお願いするべきです
「帽子被ろうね」
「被らないと風邪引いちゃうかもしれないから、お願い、被って?」
「お母さん(お父さん)◯◯に被って欲しいんだ」
というふうにするか
「帽子被ろう」
「できない?なら一緒に被ってみようか」
「手伝ってあげるよ」
とかにすれば発言が前向きだし、無駄な恐怖は感じないはずです
むしろ被った被らなかったということよりも、どう声をかけられたかの方がよっぽど大きな意味をもたらすはずです
風邪を引かせたくないという自分勝手な目線からの何気ない言葉かもしれません
どうでしょうか?これを読んだあなたは子供にヤクザ対応していませんでしょうか?
幼少期の父親を思い出しました。
「ヤクザ対応」というより、適切な言葉は「過干渉」ですね。。
親の過剰期待に答えられきれた子供は、優秀になったりもしますが、どこかで、心が折れる可能性もあります。
こたえられなかったら、不登校やひきこもりになるかもしれません。。
fix (id:fixtan) 様
コメントしていただきありがとうございます!
なるほど、「過干渉」ですね…確かに。
この記事のようにあまりにも親個人の意見や視点からの発言が過ぎるといけませんよね…。言う方は簡単だし、色んな経験から来る言葉を親切で言っているつもりでも、まだ知らない子供にとってはなんでそう言っているのかもわからず、でも必死に答えようとする、か抵抗する。親はそれに答えてくれたかどうかのその結果ばかりを見て言葉がしゃべれない子どもの本心をつけていない。意思疎通が大事ですよね…
fix様が言うように、これじゃあ心折れますほんと。